シリア政府と反体制勢力の代表が「モスクワ1」に先立ってジュネーブで非公式折衝(2015年1月13日)

クッルナー・シュラカー(1月13日付)は、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官をはじめとするシリア政府代表団が、「モスクワ1」に先立って、スイスのジュネーブで反体制組織の代表と会談したと報じた。

シャアバーン補佐官との会談に応じたのは、民主統一党、民主的変革諸勢力国民調整委員会、シリア国家建設潮流、ランダ・カスィース女史、ワリード・ブンニー氏のグループ、民主ブロック(シリア革命反体制勢力国民連立)、アイマン・アスファリー氏(ビジネスマン)、ハーリド・マハーミード氏。

この会談はスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表の出席のもと行われ、スイス、ノルウェー、デンマーク、エジプト、ロシアの外務省の代表も同席した。

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一方、クッルナー・シュラカー(1月13日付)は、複数のクルド筋の話として、ロシアが主催するシリア政府と反体制勢力の和平交渉(「モスクワ1」)への出席に、民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首が党幹部らの反対を押し切るかたちで同意した、と伝えた。

AFP, January 13, 2015、AP, January 13, 2015、ARA News, January 13, 2015、Champress, January 13, 2015、al-Hayat, January 14, 2015、Iraqi News, January 13, 2015、Kull-na Shuraka’, January 13, 2015、al-Mada Press, January 13, 2015、Naharnet, January 13, 2015、NNA, January 13, 2015、Reuters, January 13, 2015、SANA, January 13, 2015、UPI, January 13, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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