イドリブ市を制圧したファトフ軍総司令部は、同市市民の外国とのコミュニケーションを保障するとして、仮設の通信塔を建設したと発表した。
これは、「シリア政府が、同市の携帯電話、固定電話、インターネット回線を前面遮断」したことを受けた措置で、イドリブ市住民に無料の通信手段(Wi-Fai)を保障し、国外の人々とコミュニケーションを可能とすることが目的」だという。
スィラージュ・プレス(4月1日付)が伝えた。
クッルナー・シュラカー(4月1日付)は、複数の専門家によると、通信塔は、イドリブ市内の複数カ所に設置され、市内全域でのWi-Fiの使用が可能となる一方、イドリブ県内の対トルコ国境の都市、村のほとんどがWi-Fiサービスの利用ができるようになっている、と伝えた。
AFP, April 1, 2015、AP, April 1, 2015、ARA News, April 1, 2015、Champress, April 1, 2015、al-Hayat, April 2, 2015、Iraqi News, April 1, 2015、Kull-na Shuraka’, April 1, 2015、al-Mada Press, April 1, 2015、Naharnet, April 1, 2015、NNA, April 1, 2015、Reuters, April 1, 2015、SANA, April 1, 2015、Siraj Press, April 1, 2015、UPI, April 1, 2015などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
アレッポ県では、イナブ・バラデ…
ヒムス県では、シリア人権監視団…
米中央軍(CENTCOM)は午…