新たなパレスチナ民兵組織「ジャリール軍団」がシリア政府側に立って武力紛争に参加(2015年5月14日)

クッルナー・シュラカー(5月14日付)は、シリアで居住するパレスチナ人が新たな民兵組織「ジャリール(ガリラヤ)軍団」を発足し、シリア軍を支援するかたちで反体制武装集団との戦闘に参加したと伝え、戦闘員の写真を公開した。

ジャリール軍団は、2015年4月25日にパレスチナ帰還青年運動によって結成された武装集団で、アサド大統領を「兄」とみなし、PFLP-GCの民兵組織(人民諸委員会)のもとで戦闘に参加しているという。

Kull-na Shuraka’, March 14, 2015

Kull-na Shuraka’, March 14, 2015

 

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts