アサド大統領がシリア正教使節団と会談(2015年6月11日)

アサド大統領は、シリア正教アンティオキア全東方総主教区のイグナティウス・アフレム2世カリーム総主教を団長とするシリア正教使節団とダマスカスで会談した。

使節団は、イラク、トルコ、スウェーデン、ドイツ、オランダ、ブラジル、インド、グアテマラのシリア正教の主教らからなり、SANA(6月11日付)によると、シリア国民による「テロとの戦い」勝利とテロ根絶に対する信頼の意をアサド大統領に伝えたという。

これに対して、アサド大統領は、「我々の地域が直面している過激なタクフィール思想に根ざしたテロは、地域、とりわけシリアの社会的文化的な調和(ナスィージュ)を狙ったものだが、シリア国民をなすすべての構成集団は、こうした破壊思想に対抗することに成功している」と答えたという。

SANA, June 11, 2015

 

AFP, June 11, 2015、AP, June 11, 2015、ARA News, June 11, 2015、Champress, June 11, 2015、al-Hayat, June 12, 2015、Iraqi News, June 11, 2015、Kull-na Shuraka’, June 11, 2015、al-Mada Press, June 11, 2015、Naharnet, June 11, 2015、NNA, June 11, 2015、Reuters, June 11, 2015、SANA, June 11, 2015、UPI, June 11, 2015などをもとに作成。

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