シャーム自由人イスラーム運動が地元の武装集団と対立(2015年7月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、サルミーン市で、地元の反体制武装集団「バヤーン運動」のシャリーア局バッサーム・アブドゥッラッザーク局長とその妻が、車に仕掛けられた爆弾の爆発に巻き込まれて死亡した。

このシャリーア学者はシリア軍の元空軍少佐(離反士官)。

この爆殺事件を受けサルミーン市で地元の反体制武装集団とシャーム自由人イスラーム運動の間で緊張が高まり、シャーム自由人イスラーム運動は、ダーイシュ(イスラーム国)にかつて忠誠を誓っていたジハード主義武装集団のスリーパー・セルを摘発したという。

Kull-na Shuraka’, July 13, 2015

 

AFP, July 13, 2015、AP, July 13, 2015、ARA News, July 13, 2015、Champress, July 13, 2015、al-Hayat, July 14, 2015、Iraqi News, July 13, 2015、Kull-na Shuraka’, July 13, 2015、al-Mada Press, July 13, 2015、Naharnet, July 13, 2015、NNA, July 13, 2015、Reuters, July 13, 2015、SANA, July 13, 2015、UPI, July 13, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts