ロシア外務副大臣は、シリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ3」を9月末までに開催できる見込みだと述べる(2015年7月31日)

ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣は、シリア政府と反体制派の和平交渉、いわゆる「モスクワ3」を9月末までに開催できる見込みだと述べるとともに、米国およびスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が同交渉に参加するかたちで調整を進めていることを明らかにした。

ロシア外交筋によると、ロシア政府は「モスクワ3」実施にあたり、モスクワ以外での都市での開催が良い結果をもたらすのであれば、反対はしない旨、米国側に伝えている、という。

ボグダノフ外務副大臣はまた、近く国連安保理でデミストゥラ共同特別代表が提案した「作業委員会」設置を支持する声明が採択されるだろうとの見方も示した。
『ハヤート』(8月1日付)が伝えた。

AFP, July 31, 2015、AP, July 31, 2015、ARA News, July 31, 2015、Champress, July 31, 2015、al-Hayat, August 1, 2015、Iraqi News, July 31, 2015、Kull-na Shuraka’, July 31, 2015、al-Mada Press, July 31, 2015、Naharnet, July 31, 2015、NNA, July 31, 2015、Reuters, July 31, 2015、SANA, July 31, 2015、UPI, July 31, 2015などをもとに作成。

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