ダーイシュ(イスラーム国)がダルアー市内の野戦病院でヌスラ戦線治安部門責任者を暗殺(2015年8月19日)

ダーイシュ(イスラーム国)ダマスカス州広報局は声明を出し、18日にダルアー市内の病院で、シャームの民のヌスラ戦線の治安部門責任者が射殺された事件に関して、ダルアー市内の反体制武装集団支配地域の野戦病院で、アフマド・ファールージを名乗るヌスラ戦線の治安責任者を暗殺したと発表し、犯行を認めた。

なお、クッルナー・シュラカー(8月19日付)によると、18日には、ヌスラ戦線の狙撃手で「アブー・カアカーア」の名で広く知られていたライス・ワヒード・バジュブージュ氏もダルアー市で暗殺されており、7月末のジャースィム市近郊でハウラーン法務局のウサーマ・ヤティーム裁判長殺害未遂事件以降、ヌスラ戦線を含むダルアー県の反体制武装集団幹部を狙った暗殺が相次いでいるという。

AFP, August 19, 2015、AP, August 19, 2015、ARA News, August 19, 2015、Champress, August 19, 2015、al-Hayat, August 20, 2015、Iraqi News, August 19, 2015、Kull-na Shuraka’, August 19, 2015、al-Mada Press, August 19, 2015、Naharnet, August 19, 2015、NNA, August 19, 2015、Reuters, August 19, 2015、SANA, August 19, 2015、UPI, August 19, 2015などをもとに作成。

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