ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣「サウジワッハーブ(サウジアラビアのこと)は三度にわたりシリア人巡礼者がハッジの義務を行うことを禁止した」(2015年9月15日)

シリアのムハンマド・ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣は、「サウジワッハーブ王国(サウジアラビアのこと)は、三度にわたりシリア人巡礼者がハッジの義務を行うことを禁止した」と述べ、サウジアラビアが2012年以降、巡礼目的でのシリア人のサウジアラビアの渡航を拒否していることを批判した。

宗教関係省のハッジ委員会も、サウジアラビアは「アッラー、歴史、そしてイスラーム共同体の前でこうした措置に対して全責任を負うことになる」と批判した。

一方、トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立のハッジ最高委員会は、ハッジを希望するすべてのシリア人の入国をサウジアラビアが許可したと発表、2015年のシリア人巡礼者数が約6,500人に上るとの見通しを示した。

SANA(9月15日付)などが伝えた。

AFP, September 15, 2015、AP, September 15, 2015、ARA News, September 15, 2015、Champress, September 15, 2015、al-Hayat, September 16, 2015、Iraqi News, September 15, 2015、Kull-na Shuraka’, September 15, 2015、al-Mada Press, September 15, 2015、Naharnet, September 15, 2015、NNA, September 15, 2015、Reuters, September 15, 2015、SANA, September 15, 2015、UPI, September 15, 2015などをもとに作成。

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