「穏健な反体制派」の新規戦闘員70人が米国などの教練を終え、シリアに入国(2015年9月21日)

米中央軍(CENTCOM)は、有志連合が有志連合の教練プログラムを修了した戦闘員約70人が、武器・装備を携帯して無事シリアに入国し、「新シリア軍」(New Syrian Forces、NSF)として作戦を遂行中だと発表した。

合同司令部発表によると、戦闘員約70人は、有志連合の支援のもと、「入念な検査を経た(vetted)反体制武装集団」(「穏健な反体制派」のこと)とともに、ダーイシュと戦うことになる、という。

また、彼らは、ダーイシュによって支配されている地域のうちの1万7,000平方キロの奪還を達成した、シリアのクルド人(西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のこと)、スンナ派アラブ人、およびその他の反ダーイシュ勢力の戦列に加わり、また「新シリア軍」は有志連合の指揮を受けずに活動する、という。

Centcom, September 21, 2015をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts