ドイツのアンゲラ首相も英米トルコに続いて、アサド大統領の対話への参加を是認する一方、フランスのオランド大統領はアサド大統領の退任を改めて主唱(2015年9月24日)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、シリアなどから欧州に流入を続ける難民・移民問題への対応を協議するためのEU緊急首脳会議で、シリア情勢に触れ、「バッシャール・アサド大統領は、シリアの紛争を解決するためのいかなる交渉においても在籍、参加しなければならならない」と述べた。

メルケル首相はまた「我々は、アサド大統領、そしてそれ以外の当事者を含む多くの当事者と協議している」と付言した。

一方、フランスのフランソワ・オランド大統領もシリア情勢について言及したが、英米独、トルコとは一線を画し、「シリアの未来が、バッシャール・アサドを経由して作られることはあり得ない…。アサドが去らねば、移行プロセスが成功することはあり得ない」と述べた。

ARA News(9月25日付)が伝えた。

AFP, September 24, 2015、AP, September 24, 2015、ARA News, September 24, 2015、September 25, 2015、Champress, September 24, 2015、al-Hayat, September 25, 2015、Iraqi News, September 24, 2015、Kull-na Shuraka’, September 24, 2015、al-Mada Press, September 24, 2015、Naharnet, September 24, 2015、NNA, September 24, 2015、Reuters, September 24, 2015、SANA, September 24, 2015、UPI, September 24, 2015などをもとに作成。

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