ロシア大統領府報道官「HWR声明は虚偽の情報や声明の類い」(2015年10月26日)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、米国のヒューマン・ライツ・ウォッチが25日に、ロシア軍のヒムス県での空爆で子供33人を含む民間人59人が死亡したと発表(https://www.hrw.org/news/2015/10/25/russia/syria-possibly-unlawful-russian-air-strikes)したことに関して、記者団に対し「ここ最近、我々は、シリアでのロシア空軍の空爆の成果に関する、メディアの虚偽の情報発進や声明を目にしている。この報告はその類いのものだ」と批判した。

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一方、シリア革命反体制勢力国民連立は、ロシア軍がアレッポ市南部のカンサリーン学校を空爆し、教育関連施設が破壊され、またイドリブ県シャイフ・バラカ村での空爆では、女性1人とその子供2人が死亡、数十人が負傷したと主張した。

また、ロシア軍の空爆によって、アレッポ市南部の住民約8万5,000人が避難を余儀なくされたと付言、国連にロシアに空爆を停止させるための断固たる措置を講じるよう呼びかけた。

AFP, October 26, 2015、AP, October 26, 2015、ARA News, October 26, 2015、Champress, October 26, 2015、al-Hayat, October 27, 2015、Iraqi News, October 26, 2015、Kull-na Shuraka’, October 26, 2015、al-Mada Press, October 26, 2015、Naharnet, October 26, 2015、NNA, October 26, 2015、Reuters, October 26, 2015、SANA, October 26, 2015、UPI, October 26, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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