有志連合によるダーイシュ(イスラーム国)拠点への爆撃ではダーイシュ・メンバーが死亡、ロシア軍によるダーイシュ拠点への爆撃では民間人が死亡と報道(2015年12月6日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合と思われる戦闘機が、ラッカ市の北部、東部、南東部にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所を空爆し、戦闘員32人が死亡、40人以上が負傷した。

同監視団に情報を提供する活動家らによると、空爆はラッカ市郊外の第17師団基地、ラッカ市フルースィーヤ地区、ファフィーハ地区、野営キャンプ、カラーマ地区などのダーイシュ拠点に対して行われ、空爆によって少なくとも15回の爆発が発生し、多くの戦闘員がラッカ市内の病院に搬送されたという。

これに関して、ARA News(12月6日付)は、ロシア軍と思われる戦闘機がラッカ市東部、南部を6回にわたって空爆し、女性子供を含む民間人15人が死亡したと伝えた。

一方、クッルナー・シュラカー(12月6日付)は、ロシア軍戦闘機がダーイシュの支配下にあるラッカ市西部のカフターニーヤ地区、ヒッティーン農場交差点一帯を空爆し、女性子供を含む15人が死亡、25人以上が負傷したと伝えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市各所を空爆した。

一方、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がビージャーン村、ラスム・カビール村、ラスム・ハルマル村、大フマイマ村、ラスム・アブド村、ラスム・カマー村、フワイジーナ村、シャルバア村、クサイル・ワルド村、アイン・バイダー村、ラスム・アラム村、ジュッブ・サファー村、タッル・アイユーブ村、ダイル・ハーフィル市、ラスム・キバール村、アイン・ジャハシュ村、ナッジャール村、ナスルッラー村北部、アブー・ジャッバール村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆・攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がダイル・ザウル市ジュバイル地区、マリーイーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍が県北部のイスリヤー村・ジュッブ・ラービア村間でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 6, 2015、AP, December 6, 2015、ARA News, December 6, 2015、Champress, December 6, 2015、al-Hayat, December 7, 2015、Iraqi News, December 6, 2015、Kull-na Shuraka’, December 6, 2015、al-Mada Press, December 6, 2015、Naharnet, December 6, 2015、NNA, December 6, 2015、Reuters, December 6, 2015、SANA, December 6, 2015、UPI, December 6, 2015などをもとに作成。

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