YPGとアレッポ・ファトフ軍作戦司令室がアレッポ市シャイフ・マクスード地区、アフリーン市一帯での戦闘停止で合意(2015年12月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とアレッポ・ファトフ軍作戦司令室が、アレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアフリーン市一帯(米トルコが設置合意した「安全保証地帯」西端)での停戦に合意した。

停戦合意は、①人民防衛隊主体のシリア民主軍に所属する革命家軍をマーリア作戦司令室に指揮下に置く、②マーリア作戦司令室は革命家軍メンバーをその拠点にとどめ、シリア軍やダーイシュ(イスラーム国)との戦闘にあたらせる、③アフリーン市郊外のアナーブ村、マリーミーン村、シャワーリガト・ジャウズ村からすべての武装集団を撤退させ、「自由警察」のみが駐留する、といった点を骨子とするという。

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しかし、シリア自由人旅団は声明(声明は19日付)を出し、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室と人民防衛隊の停戦合意を受け入れないと発表した。

AFP, December 20, 2015、AP, December 20, 2015、ARA News, December 20, 2015、Champress, December 20, 2015、al-Hayat, December 21, 2015、Iraqi News, December 20, 2015、Kull-na Shuraka’, December 20, 2015、al-Mada Press, December 20, 2015、Naharnet, December 20, 2015、NNA, December 20, 2015、Reuters, December 20, 2015、SANA, December 20, 2015、UPI, December 20, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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