反体制活動家のキールー氏が民主統一党を「幹部は外国人で…その活動は分離主義的で、シリア国家への脅威」と酷評(2016年2月11日)

シリア民主主義者連合代表を務める反体制活動家のミシェル・キールー氏(駐フランス)は、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党の活動が「地域に対する計略の一部をなし、シリア独自のものではない」としたうえで「分離主義的であり、シリアという国家への脅威」だと批判した。

キールー氏は「シリアで行われていることは…シリアのクルド人ではない外国のクルド人が参加するオプションであり、民主統一党の幹部はシリア人でもシリアのクルド人でものない。シリアのクルド人は、民主統一党支配地域から逃れ、避難しており…、その数は数万人に上る」と述べた。

キールー氏はまた、西クルディスタン移行期民政局に関して「自治には軍、憲法、行政機関、国境は必要ない。民政局が自治政府だというのは正しくない。それは分離主義的な計画で、シリアを分割、周縁化させようとする計画だ」と批判した。

ARA News, February 11, 2016

AFP, February 11, 2016、AP, February 11, 2016、ARA News, February 11, 2016、Champress, February 11, 2016、al-Hayat, February 12, 2016、Iraqi News, February 11, 2016、Kull-na Shuraka’, February 11, 2016、al-Mada Press, February 11, 2016、Naharnet, February 11, 2016、NNA, February 11, 2016、Reuters, February 11, 2016、SANA, February 11, 2016、UPI, February 11, 2016などをもとに作成。

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