アレッポ県北部でYPG主体のシリア民主軍、シリア軍がロシア軍の爆撃支援を受け、ヌスラ戦線などへの攻勢を続ける(2016年2月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機が、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団の拠点都市の一つタッル・アブヤド市やマアーッラト・アルティーク村を20回以上にわたり空爆、また西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が同地一帯でヌスラ戦線らと交戦した。

ARA News(2月14日付)によると、人民防衛隊主体のシリア民主軍はタッル・リフアト市一帯でアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

クッルナー・シュラカー(2月14日付)によると、シリア民主軍は、ロシア軍の航空支援を受け進軍を続け、タッル・リフアト市の西部入り口に到達したという。

またシリア軍もタッル・アブヤド市近郊のアナダーン市、マリーミーン村、タナブ村を「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(2月14日付)によると、アレッポ市南部のアーミリーヤ村でシリア軍が反体制武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、アレッポ市ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区、カルム・タッラーブ地区、ジャンドゥール交差点地区、ジュルーム地区、マイサル地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(2月14日付)によると、ロシア軍がドゥーマー市、フーシュ・ナスリー村を複数回にわたり空爆した。

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ラタキア県では、SANA(2月14日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県北部のバルーマー村、マズィーン村、ルワイサト・フマイルーシュ村、マジュダル・ヒーヒヤー村、シャイフ・ムスタファー山、シャイフ・アイユーブ山、アイン・ガザール山、第679地点、第529.5地点、第466地点、第956.9地点、第425.5地点、第429.5地点、第448.5地点で反体制武装集団の掃討を完了し、同地を制圧、治安と安定を回復した。

シリア軍はまたこれに先立ち、県北東部(ルワイサト・マリク一帯、ダフラト・アルド・ガドル、ルワイサト・ワター・スィンドヤーン、ルワイサト・ジャウズ、ナフシャバー、ズワイカート一帯、シャイフ・アブドゥッラー、ルワイサ山、アブー・アリー山、バイダー、ワーディー・アルド・カルタブ)で反体制武装集団の拠点に対して空爆を実施した。

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ダルアー県では、SANA(2月14日付)によると、シリア軍がバスラー・シャーム市、ダルアー市カラク地区、アッバースィーヤ地区、難民キャンプ地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(2月14日付)によると、シリア軍がカフルヌブーダ町、ラターミナ町でファトフ軍の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(2月14日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村、タルビーサ市、ラスタン市一帯、アイン・フサイン村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 14, 2016、AP, February 14, 2016、ARA News, February 14, 2016、Champress, February 14, 2016、al-Hayat, February 15, 2016、Iraqi News, February 14, 2016、Kull-na Shuraka’, February 14, 2016、al-Mada Press, February 14, 2016、Naharnet, February 14, 2016、NNA, February 14, 2016、Reuters, February 14, 2016、SANA, February 14, 2016、UPI, February 14, 2016などをもとに作成。

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