シリア政府当局と反体制派が協調し、アレッポ市で3ヶ月ぶりに水道が再開(2016年3月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市スライマーン・ハラビー地区にタンク・ローリー複数台が入り、同地区の水道施設を稼働させるための燃料が搬入された。

同監視団によると、ユーフラテス川の水が4日にハフサ町方面(マンビジュ市郊外)からアレッポ市内東部(ナイラブ貯水場、スライマーン・ハラビー貯水場)に3ヶ月ぶりに供給され、アレッポ市内各地区の揚水場への配給が再開されていたという。

その後、シリア人権監視団は6日、アレッポ市内の揚水場が再稼働し、数ヶ月に及ぶ断水が解消したと発表した。

複数の活動家によると、断水解消は、シリア政府当局と反体制派の調整のもとに実現したという。

AFP, March 4, 2016、AP, March 4, 2016、ARA News, March 4, 2016、Champress, March 4, 2016、al-Hayat, March 5, 2016、March 7, 2016、Iraqi News, March 4, 2016、Kull-na Shuraka’, March 4, 2016、al-Mada Press, March 4, 2016、Naharnet, March 4, 2016、NNA, March 4, 2016、Reuters, March 4, 2016、SANA, March 4, 2016、UPI, March 4, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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