2014年2月11日のシリア情勢:反体制勢力の動き(追記)

ハマー県革命軍事評議会とハマー・メディア・センターは共同声明を出し、ハマー県マアーン村に対するイスラーム戦線(ジュンド・アクサー大隊)の襲撃に関して、解放したのが「自由シリア軍」だとしたうえで、解放後に住民のために避難経路を確保したが、軍が空爆を行い、市民を虐殺した、と主張した。

Kull-na Shuraka’, February 12, 2014

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自由シリア軍の創設者、リヤード・アスアド大佐がアナトリア通信(2月11日付)のインタビューに応じ、シリア国内の自由シリア軍や武装集団のなかで、ジュネーブ2会議の結果として合意されるかもしれない停戦に応じる者などいない、と述べ、改めてアサド政権の打倒を主唱した。

アスアド大佐は、ジュネーブ2会議が「アサド政権の罠…革命の敗北」だとしたうえで、シリア革命反体制勢力国民連立のジュネーブ2会議への参加を批判した。

そのうえで「政権は連立ではなく国連と対話しようとしており…、第1ラウンドは政権と連立が(部分停戦に)合意しただけで、何ももたらされなかった。ジュネーブ2会議ではいかなる決定もなされないだろう。この会議は「もう一つのオスロ」のようなものだ」と断じた。

Kull-na Shuraka’, February 12, 2014

Anadolu Ajansı, February 11, 2014、Kull-na Shuraka’, February 12, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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