反体制派はハマー県でシリア軍戦闘機を撃墜(2016年3月12日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルヌブーダ町上空を飛行中の戦闘機(所属明示せず)1機を反対武装集団が攻撃し、撃墜したという。

ARA News(3月12日付)によると、撃墜されたのはシリア空軍のMiG21戦闘機で、ムガイル村郊外に墜落したという。

一方、SANA(3月12日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、ムガイル村、ブライディージュ村、タッル・サフル村、ハマーミーヤート村、カフルヌブーダ町、フバイト村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、シリア人・アラブ系・アジア系民兵がジハード主義武装集団とカッバーニー村一帯で交戦し、戦闘機(所属明示せず)が同地を空爆した。

この戦闘で、シリア軍側はカッバーニー村に近い丘陵地帯を制圧したという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団の支配下にあるラスタン市に迫撃砲弾複数発が着弾した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アイン・マニーン町一帯でシリア軍がジハード主義武装集団と交戦した。

AFP, March 12, 2016、AP, March 12, 2016、ARA News, March 12, 2016、Champress, March 12, 2016、al-Hayat, March 13, 2016、Iraqi News, March 12, 2016、Kull-na Shuraka’, March 12, 2016、al-Mada Press, March 12, 2016、Naharnet, March 12, 2016、NNA, March 12, 2016、Reuters, March 12, 2016、SANA, March 12, 2016、UPI, March 12, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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