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国連安保理は報道声明で「ダーイシュ、ヌスラ、そしてその他のアル=カーイダとつながりのある組織」の暴力を非難(2016年5月12日)

国連安保理は報道声明(SC/12360)を出し、シリア国内での戦闘に関して、国連安保理決議第2268号に違反していると非難、米・ロシアによる敵対行為停止合意(2月27日)の遵守、とりわけ民間人への無差別攻撃の停止、人道支援にかかる一連の決議の遵守を求めた。

声明ではまた、ISSG(国際シリア支援グループ)による紛争解決に向けた取り組みを高く評価するとともに、「ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線、そしてその他のアル=カーイダとつながりのある個人、グループ、組織」による暴力を厳しく非難し、加盟国に対して、「テロとの戦い」に向けたあらゆる措置を講じるよう改めて確認した。

そのうえで、シリア人どうしの対話に基づく紛争の政治解決を定めた国連安保理決議第2254号の即時完全履行を求めた。

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リヤド最高交渉委員会の委員長を務めるリヤード・ヒジャーブ元首相はAFP(5月12日付)の取材に応じ、そのなかで、「反体制派」を支援する欧米諸国に「言葉でなく行動」をもって支援するよう主張、具体的にはシリア軍、ロシア軍の空爆に対抗するための対空兵器を供与するよう求めた。

AFP, May 12, 2016、AP, May 12, 2016、ARA News, May 12, 2016、Champress, May 12, 2016、al-Hayat, May 13, 2016、Iraqi News, May 12, 2016、Kull-na Shuraka’, May 12, 2016、al-Mada Press, May 12, 2016、Naharnet, May 12, 2016、NNA, May 12, 2016、Reuters, May 12, 2016、SANA, May 12, 2016、UPI, May 12, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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