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ロシアのラヴロフ外務大臣は「ラッカ北部解放作戦」に関して、有志連合と連携する用意があると述べるとともに、地上で戦う者たちを支援する必要を強調(2016年5月24日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が「ラッカ北部解放」作戦の開始を宣言したことに関して、米国主導の有志連合と連携する用意があると述べた。

ラブロフ外務大臣は「こうした作戦が開始されたとの報道が本当かは確認できない。しかし、ラッカ市はイラクのモスル市と同様、対テロ同盟のン目標の一つである…。今こそ、こうした調整(ラッカ市奪還に向けた有志連合との調整)を行う好機だ、と我々は責任をもって明言したい」と述べた。

また「ロシア空軍と米国主導の有志連合の空軍は同時に協調して行動し、テロ組織と実際に地上で戦っている者たちを支援すべきだ、と我々は考えている」と述べ、シリア国内での作戦に際してはシリア軍との連携が不可欠だとの見方を示した。

RT(5月24日付)などが伝えた。


AFP, May 24, 2016、AP, May 24, 2016、ARA News, May 24, 2016、Champress, May 24, 2016、al-Hayat, May 25, 2016、Iraqi News, May 24, 2016、Kull-na Shuraka’, May 24, 2016、al-Mada Press, May 24, 2016、Naharnet, May 24, 2016、NNA, May 24, 2016、Reuters, May 24, 2016、RT, May 24, 2016、SANA, May 24, 2016、UPI, May 24, 2016などをもとに作成。

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