ダマスカス郊外県で抗争を続けていたイスラーム軍とラフマーン軍団がカタールおよびリヤド最高交渉委員会の仲介で停戦に合意(2016年5月25日)

クッルナー・シュラカー(5月25日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方一帯で抗争を続けてきたラフマーン軍団とイスラーム軍の代表は、カタールの首都ドーハで会談し、停戦合意した。

会談には、リヤド最高交渉委員会の委員長を務めるリヤード・ヒジャーブ元首相が立ち会った。

Kull-na Shuraka’, May 25, 2016

停戦合意締結後、イスラーム軍の公式報道官を務めるイスラーム・アッルーシュ大尉とラフマーン軍団の公式報道官を務めるワーイル・アルワーン氏はそれぞれ声明を出し、停戦に向けたカタール政府の役割を高く評価した。

両組織が出した声明によると、停戦合意は、戦闘停止、双方による逮捕者釈放、街道封鎖解除、メディアを通じた中傷の自粛、抗争中の重犯罪者を審査するための法廷の設置などを骨子とするという。

Kull-na Shuraka’, May 25, 2016

Kull-na Shuraka’, May 25, 2016

AFP, May 25, 2016、AP, May 25, 2016、ARA News, May 25, 2016、Champress, May 25, 2016、al-Hayat, May 26, 2016、Iraqi News, May 25, 2016、Kull-na Shuraka’, May 25, 2016、al-Mada Press, May 25, 2016、Naharnet, May 25, 2016、NNA, May 25, 2016、Reuters, May 25, 2016、SANA, May 25, 2016、UPI, May 25, 2016などをもとに作成。

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