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イスラエルのネタニヤフ首相がモスクワでプーチン大統領と会談し、「テロとの戦い」におけるさらなる協力を確認(2016年6月7日)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はモスクワを訪問し、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領と会談した。

『エルサレム・ポスト』(6月7日付)などによると、会談で両首脳は、「テロとの戦い」においてさらなる協力を行い、シリアなどでの紛争を収束させることが肝要だといった点を確認した。

また両首脳は、イスラエルとトルコの対立、そしてパレスチナとの対立を解消することが重要だという点についても意見の一致を見た。

ネタニヤフ首相はプーチン大統領との会談後の共同記者会見で「両国軍の地域における連携はうまくいっているが、我々は継続中の連携について協議した」と述べた。

ネタニヤフ首相はまた「我々は紛争を回避したいと考えている。すべての人々にとって脅威をもたらす共通の勢力に対して作戦を行っていることを確認しておきたい…。テロやイスラーム過激派といったすべての文明国にとっての脅威について話し合った」と付言した。

これに対して、プーチン大統領は「我々は国際的なテロに対抗するためにさらなる取り組みを行う必要があると話し合った。イスラエルはそれが意味しているの、それが「テロとの戦い」であるということを十分承知している。この点で我々は無条件の同盟国なのだ」と述べた。

ARA News, June 8, 2016

AFP, June 7, 2016、AP, June 7, 2016、ARA News, June 7, 2016、Champress, June 7, 2016、al-Hayat, June 8, 2016、Iraqi News, June 7, 2016、The Jerusalem Post, June 7, 2016、Kull-na Shuraka’, June 7, 2016、al-Mada Press, June 7, 2016、Naharnet, June 7, 2016、NNA, June 7, 2016、Reuters, June 7, 2016、SANA, June 7, 2016、UPI, June 7, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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