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トナー米国務省報道官は全土奪還の意思を表明したアサド大統領の演説を「奨励されるべきものではない」と一蹴(2016年6月8日)

マーク・トナー米国務省報道官は7日のアサド大統領の人民議会での施政方針演説に関して「我々は、ロシアとイランが少なくとも(シリアの)政権にとどまっている連中に敵対行為停止合意の完全な瓦解を回避するよう呼びかけることができると考えている」と述べた。

また「繰り返すが、(アサド大統領)が今日(7日)に言ったことは何らの驚きももたらすものではないが、周知の通り、奨励されるべきものでもない」と強調、全土奪還への意思を示したアサド大統領を牽制した。

AFP, June 8, 2016、AP, June 8, 2016、ARA News, June 8, 2016、Champress, June 8, 2016、al-Hayat, June 9, 2016、Iraqi News, June 8, 2016、Kull-na Shuraka’, June 8, 2016、al-Mada Press, June 8, 2016、Naharnet, June 8, 2016、NNA, June 8, 2016、Reuters, June 8, 2016、SANA, June 8, 2016、UPI, June 8, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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