シリア軍による戦闘停止宣言にもかかわらず、アレッポ市一帯でヌスラ戦線が主導する反体制派がシリア軍と交戦を続ける(2016年7月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マシュハド地区(反体制武装集団支配地域)に迫撃砲弾が着弾し、1人が死亡した。

一方、SANA(7月6日付)によると、アレッポ市サイフ・ダウラ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、3人が死亡した。

また、ARA News(7月6日付)によると、アレッポ市南部郊外のアイス村一帯をシリア軍戦闘機・ヘリコプターが激しく空爆する一方、新生ファトフ軍はシャーディル村に多数の自爆戦闘員(インギマースィー)を突入させ、シリア軍、シリア人・外国人民兵に対して自爆攻撃を行った。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒズブッラー戦闘員などの支援を受け、マイダアー町一帯でジハード主義武装集団と交戦、同町を完全制圧した。

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クナイトラ県では、SANA(7月6日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がバアス市を砲撃した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(7月6日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がカフルナブル市で3日に拘束していたタフリール軍の司令官の一人ムハンマド・ガービー氏を釈放した。

ARA News(7月6日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線は県内各所に若者を戦闘員に徴用するための事務所を開設した。

AFP, July 6, 2016、AP, July 6, 2016、ARA News, July 6, 2016、Champress, July 6, 2016、al-Hayat, July 7, 2016、Iraqi News, July 6, 2016、Kull-na Shuraka’, July 6, 2016、al-Mada Press, July 6, 2016、Naharnet, July 6, 2016、NNA, July 6, 2016、Reuters, July 6, 2016、SANA, July 6, 2016、UPI, July 6, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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