YPG主体のシリア民主軍がダーイシュが籠城を続けるマンビジュ市内での攻撃を再開し、米主導の有志連合が同地を爆撃、民間人10人が新たに死亡(2016年7月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がマンビジュ市内のダッラ交差点一帯、治安厳戒地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を再開し、米軍主導の有志連合が同地を空爆した。

これらの地区は依然としてダーイシュの支配下にある。

シリア民主軍は21日にダーイシュに対して48時間以内に退去するよう最後通告を出していた。

しかし、クッルナー・シュラカー(7月23日付)によると、マンビジュ市に対する有志連合の空爆で女性と子供を含む民間人10人が新たに死亡した。

一方、ARA News(7月23日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北部の反体制武装集団の戦略拠点マーリア市を試み、反体制武装集団と交戦、子供1人を含む住民2人が死亡、ダーイシュ戦闘員1人も死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がスフナ市一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、子供1人が負傷した。

またタドムル市・スフナ市間の街道一帯などで、シリア軍とダーイシュが交戦した。

一方、SANA(7月23日付)によると、シリア軍がマズバル村でダーイシュ(イスラーム国)の車列を攻撃、破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がティブニー町一帯を空爆し、女性と子供を含む10人が死亡、多数が負傷した。

AFP, July 23, 2016、AP, July 23, 2016、ARA News, July 23, 2016、Champress, July 23, 2016、al-Hayat, July 24, 2016、Iraqi News, July 23, 2016、Kull-na Shuraka’, July 23, 2016、al-Mada Press, July 23, 2016、Naharnet, July 23, 2016、NNA, July 23, 2016、Reuters, July 23, 2016、SANA, July 23, 2016、UPI, July 23, 2016などをもとに作成。

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