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モスクワでロシア・トルコ両国の国防省、外務省高官がシリア情勢への対応に向けて協議するなか、ロシアはシリア軍と「自由シリア軍」からなる「合同軍事評議会」設置を画策(2016年8月11日)

ロシアの首都モスクワでは、ヴラジミール・プーチン大統領とレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の会談を受けて、両国国防省、外務省の代表からなる会合が行われ、シリア情勢への対応が協議された。

これに関して、『ハヤート』(8月12日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、ロシアがシリア軍幹部と「自由シリア軍」の離反士官からなる「合同軍事評議会」の設置を画策していると伝えた。

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一方、ロシア上院のフランツ・クリンツェヴィッチ副議長はシリア駐留ロシア空軍の本拠地であるラタキア県フマイミーム航空基地に関して「ロシア国防省はフマイミーム軍事基地を拡張し、大型航空機の受け入れを可能とするとともに、基地を防御するためのミサイルシステムを導入するだろう…。ロシア議会は、ロシア軍兵士および兵器の常駐を定めたシリアとの合意を承認した」と述べた。

ARA News(8月11日付)が伝えた。

AFP, August 11, 2016、AP, August 11, 2016、ARA News, August 11, 2016、Champress, August 11, 2016、al-Hayat, August 12, 2016、Iraqi News, August 11, 2016、Kull-na Shuraka’, August 11, 2016、al-Mada Press, August 11, 2016、Naharnet, August 11, 2016、NNA, August 11, 2016、Reuters, August 11, 2016、SANA, August 11, 2016、UPI, August 11, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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