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2014年2月14日のシリア情勢:諸外国の動き

『ハヤート』(2月15日付)によると、ジョン・ケリー米国務長官は訪問先の中国で、シリア情勢に関して「バラク・オバマ大統領は我々みなに、さまざまな選択肢について考えるよう求めた…。これらの選択肢がすでに提示されているのか、いないのかについて応えるように求めている。現状を踏まえて、現在、評価プロセスが進行中だ…。これらの選択肢が明示され、大統領がそれを求めれば、それについての議論がなされるだろう」と述べ、米国の対シリア政策が手詰まりであることを示唆した。

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化学兵器禁止機関は、シリアの化学兵器廃棄プロセスに関して、危険性の低い化学物質の廃棄処理を民間委託する国際入札で、米国とフィンランドの2社を選定したと発表した。

入札には14社が応じていた。

発表によると、米企業はサリンなどの原料となる無機化学物質約160トンを、フィンランドの企業はVXガスやマスタードが図の原料となる有機化学物質約360トンを無害化するという。

AFP, February 14, 2014、AP, February 14, 2014、Champress, February 14, 2014、al-Hayat, February 15, 2014、Iraqinews.com, February 14, 2014、Kull-na Shuraka’, February 14, 2014、Naharnet, February 14, 2014、NNA, February 14, 2014、Reuters, February 14, 2014、Rihab News, February 15, 2014、SANA, February 14, 2014、UPI, February 14, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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