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国連OCHA報道官はシリア赤新月社と国連の車列への攻撃を非難した声明における「爆撃」の文言は「誤植だろう」と述べ「攻撃」に訂正(2016年9月21日)

国連OCHAのヤンス・ラーク(Jens Laerke)報道官は、19日にアレッポ県アウラム・クブラー町で人道支援物資を輸送中のシリア赤新月社と国連の支援チームの車列が攻撃を受けた事件に関して、スティーブン・オブライアン人道問題担当事務次長が19日付で発表した非難声明において当初「空爆」(airstrike)の期されていたこと関して「文書作成時の誤植だろう」と述べ、現在ネットなどで公開中の声明では「攻撃」(attack)に改められていると発表した。

ラーク報道官は、「我々はこの攻撃が空爆かどうかを決定する立場にはない。我々の立場とは車列が攻撃されたと述べることになる」と付言した。

ホームページで公開されている声明(http://reliefweb.int/sites/reliefweb.int/files/resources/ERC_USG%20Stephen%20O%27Brien%20Statement%20on%20Urum%20al-Kubra%2C%20SYRIA%2019Sept16.pdf)は20日の段階で「attack」に修正されていた。

AFP, September 21, 2016、AP, September 21, 2016、ARA News, September 21, 2016、Champress, September 21, 2016、al-Hayat, September 22, 2016、Iraqi News, September 21, 2016、Kull-na Shuraka’, September 21, 2016、al-Mada Press, September 21, 2016、Naharnet, September 21, 2016、NNA, September 21, 2016、Reuters, September 21, 2016、SANA, September 21, 2016、UPI, September 21, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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