ヒムス市ワアル地区からの反体制武装集団戦闘員およびその家族のイドリブ県への退去が完了(2016年9月26日)

ヒムス県では、SANA(9月26日付)によると、9月6日に停戦が合意されたヒムス市ワアル地区に籠城を続けてきた武装集団戦闘員およびその家族のイドリブ県への退去(第3陣)がシリア赤新月社およびシリア軍によって行われ、戦闘員131人とその家族119人が用意された旅客バスに乗って同地を退去した。

これによって、ヒムス市ワアル地区からの退去を希望していた武装集団戦闘員の退去は完了した。

一方、『ハヤート』(9月27日付)によると、同地区から退去せずに当局に投降した逮捕者数は7,365人に上ったが、彼らは停戦合意および2016年政令第15号(7月28日)に従い、放免となる予定だという。

SANA, September 25, 2016

 

AFP, September 26, 2016、AP, September 26, 2016、ARA News, September 26, 2016、Champress, September 26, 2016、al-Hayat, September 27, 2016、Iraqi News, September 26, 2016、Kull-na Shuraka’, September 26, 2016、al-Mada Press, September 26, 2016、Naharnet, September 26, 2016、NNA, September 26, 2016、Reuters, September 26, 2016、SANA, September 26, 2016、UPI, September 26, 2016などをもとに作成。

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