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ロシアのラヴロフ外相はカービー米国務省報道官の声明を受け「事態を正常な状態に戻したい」と述べる(2016年10月3日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、米国務省のジョン・カービー報道官が、シリアでの停戦を維持する目的で設置されたロシアとの二国間チャンネルへの参加を一時中止すると発表したことを受け、シリア情勢の進展に懸念を表明、「事態を正常な状態に戻したい」と述べた。

ラブロフ外務大臣は「我々は合意実現の途上に立ちはだかるすべての障害を克服し、シリアを正常な状態に戻したい」と述べる一方、米国との停戦合意が「中断したまま」であることを認め、その原因がシリアに対する米国の「曖昧」な姿勢にあると非難し、それを「解消したいと考えている」と述べた。

AFP, October 3, 2016、AP, October 3, 2016、ARA News, October 3, 2016、Champress, October 3, 2016、al-Hayat, October 4, 2016、Iraqi News, October 3, 2016、Kull-na Shuraka’, October 3, 2016、al-Mada Press, October 3, 2016、Naharnet, October 3, 2016、NNA, October 3, 2016、Reuters, October 3, 2016、SANA, October 3, 2016、UPI, October 3, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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