シリア軍は反体制派支配下のアレッポ市東部で進攻を続け、複数施設を制圧(2016年10月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)の支配下にあるアレッポ市東部のアーミリーヤ地区、シャーフ・サイード地区で、シリア軍、親政権武装組織が反体制武装集団が激しく交戦、同地の複数の建物群を制圧した。

また、シリア軍はパレスチナ人のクドス旅団などとともに、アレッポ市北東部一帯で反体制武装集団と交戦した。

さらに複数の戦闘機(所属明示せず)が、アイン・タッル地区、ブアイディーン地区、ジャンドゥール街道地区、ラーシディーン地区、ウワイジャ地区を空爆した。

一方、SANA(10月5日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにアレッポ市北部のキンディー国立病院に近い水道機構ビル、工場施設複数棟(ビール工場、ビン工場、絨毯工場)および南東部のアーミリーヤ地区に近い建物群10カ所を制圧した。

これに対して、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団は、アレッポ市マイダーン地区を砲撃し、2人が死亡、7人が負傷した。

http://syria.liveuamap.com/

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団(ジュンド・アクサー機構など)がジャビーン村、シャイルート村、タッル・ミルフ村のシリア軍拠点を砲撃、激しい戦闘を行った。

一方、SANA(10月5日付)によると、シリア軍がアブー・ウバイダ村、ジャビーン村、タッル・ミルフ村方面に進攻したファトフ軍、イッザ軍、中部師団と交戦した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダイルハビーヤ村一帯でのシリア軍との戦闘で、反体制武装集団戦闘員3人が死亡した。

一方、SANA(10月5日付)によると、シリア軍がダイルハビーヤ村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、イスラーム軍と交戦した。

シリア軍はまた、ヌスラ戦線との戦闘の末に、ハーン・シャイフ・キャンプに近いアブー・スィーヤ丘南西部の建物群8カ所を制圧した。

**

ラタキア県では、SNN(10月5日付)によると、シリア軍および「さまざまな民兵組織」がトゥッファーヒーヤ村などクルド山一帯への攻撃を行った。

**

ヒムス県では、SANA(10月5日付)によると、シリア軍がタッル・ザハブ町、ブルジュ・カーイー村、イッズッディーン村、クナイトラート村、ダイル・フール村、ウンム・シャルシューフ村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の拠点を爆撃した。

**

ダルアー県では、SANA(10月5日付)によると、シリア軍がダルアー市アッバースィーヤ地区、電力機構一帯、避難民キャンプ一帯、ブスラー広場東部、ヌアイマ村東部などでシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)と交戦した。

**

クナイトラ県では、SANA(10月5日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにナッカール村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)と交戦した。

AFP, October 5, 2016、AP, October 5, 2016、ARA News, October 5, 2016、Champress, October 5, 2016、al-Hayat, October 6, 2016、Iraqi News, October 5, 2016、Kull-na Shuraka’, October 5, 2016、al-Mada Press, October 5, 2016、Naharnet, October 5, 2016、NNA, October 5, 2016、Reuters, October 5, 2016、SANA, October 5, 2016、SNN, October 5, 2016、UPI, October 5, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts