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サウジアラビアは国連総会でアレッポ市東部に対するロシア・シリア両軍の爆撃を阻止するための飛行禁止空域を提唱(2016年10月20日)

国連総会で、シリア情勢、とりわけアレッポ市東部の人道危機への対応を検討するための非公式会合が開かれた。

会合はカナダを含む70カ国の要請のもとに召集され、潘基文事務総長、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表も出席した。

なお、常任理事国のロシア、中国、非常任理事国のアンゴラ、セネガル、日本、ヴェネズエラはこれら70カ国には含まれていない。

『ハヤート』(10月21日付)によると、この会合で、サウジアラビアのアブドゥッラー・ムアッリミー国連代表大使は、アレッポ市東部の戦闘を停止させるための「猶予期間」を宣言し、人道支援搬入を国際社会が確約するとともに、「シリア軍とその同盟者」の空爆を阻止するための「飛行禁止空域」を設置すべきだと主張した。

AFP, October 20, 2016、AP, October 20, 2016、ARA News, October 20, 2016、Champress, October 20, 2016、al-Hayat, October 21, 2016、Iraqi News, October 20, 2016、Kull-na Shuraka’, October 20, 2016、al-Mada Press, October 20, 2016、Naharnet, October 20, 2016、NNA, October 20, 2016、Reuters, October 20, 2016、SANA, October 20, 2016、UPI, October 20, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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