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カーター米国防長官「ラッカ市孤立化の基礎作りにロシアは参加していない」、ファロン英国防大臣「シリア国外での穏健な反体制派への教練を強化する」(2016年10月25日)

米国のアシュトン・カーター国防長官はフランスの首都パリでジャン=イヴ・ル・ドリアン国防大臣と会談した。

会談後の共同記者会見で、カーター国防長官は、シリア領内におけるダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点である「ラッカ市を孤立化させるための基礎造りを始めている」と述べるとともに、有志連合によるラッカ奪還計画にロシアは参加してないことを明らかにした。

一方、英国のマイケル・ファロン国防大臣は、ダーイシュと戦う「穏健な反体制派」に対するシリア国外での教練を強化すると発表した。

AFP, October 25, 2016、AP, October 25, 2016、ARA News, October 25, 2016、Champress, October 25, 2016、al-Hayat, October 26, 2016、Iraqi News, October 25, 2016、Kanal 24, October 25, 2016、Kull-na Shuraka’, October 25, 2016、al-Mada Press, October 25, 2016、Naharnet, October 25, 2016、NNA, October 25, 2016、Reuters, October 25, 2016、SANA, October 25, 2016、UPI, October 25, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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