ファトフ軍を実質統括するサウジ人説教師は、アレッポ市東部、西グータ地方の反体制武装集団の敗退の責任が分裂状態の司令官、兵士と非難(2016年11月30日)

シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる武装連合体のファトフ軍を実質統括するサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏は、ツイッターを通じて、アレッポ市東部やダマスカス郊外県(ハーン・シャイフ・キャンプ一帯など西グータ地方)での反体制武装集団の敗走について「残念なことに、一部の司令官は自分たちの椅子、そして地位にしがみついていた」、「今日起こっていることは分裂状態に最大の原因がある」、「この分裂ゆえに、司令官らは自分たちの兵士だけを弁護し、兵士たちは沈黙し、自分たちの兄弟に疑いをかけている」と批判した。

AFP, November 30, 2016、AP, November 30, 2016、ARA News, November 30, 2016、Champress, November 30, 2016、al-Hayat, December 1, 2016、Iraqi News, November 30, 2016、Kull-na Shuraka’, November 30, 2016、al-Mada Press, November 30, 2016、Naharnet, November 30, 2016、NNA, November 30, 2016、Reuters, November 30, 2016、SANA, November 30, 2016、UPI, November 30, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts