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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表「アレッポ市東部から3万人の住民がシリア政府、ロジャヴァ支配地域に脱出した」(2016年12月1日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、11月下旬以降のアレッポ市東部をめぐるシリア軍と反体制武装集団の戦闘で、反体制武装集団の支配下にあった同地から脱出した住民の数が3万人に達しているとしたうえで、シリア国内の避難民(IDPs)が400万人以上に及んでいると発表した。

脱出した3万人のうち、1万8000人はシリア政府支配下のアレッポ市西部、8,500人は西クルディスタン移行期民政局支配下のアレッポ市シャイフ・マクスード地区にも1万8,000人の住民が脱出・避難しているという。

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国連のヤン・エグランド人道問題緊急援助調整官は、ロシアがアレッポ市南東部にとどまる重篤患者・負傷者400人を含む住民の避難・搬送のための人道回廊(4カ所)の使用について、アレッポ市で国連の代表団と協議する意向を示していることを明らかにした。

AFP, December 1, 2016、AP, December 1, 2016、ARA News, December 1, 2016、Champress, December 1, 2016、al-Hayat, December 2, 2016、Iraqi News, December 1, 2016、Kull-na Shuraka’, December 1, 2016、al-Mada Press, December 1, 2016、Naharnet, December 1, 2016、NNA, December 1, 2016、Reuters, December 1, 2016、SANA, December 1, 2016、UPI, December 1, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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