Categories: 諸外国の動き

赤十字国際委員会事業総局長「アレッポ市南東部から脱出・避難を続けている住民への対処をめぐってシリア政府と協議を行っている」(2016年12月1日)

赤十字国際委員会(ICRC)のドミニク・シュティルハルト事業総局長は、ロイター通信(12月1日付)に対して、同委員会が現在、反体制武装集団支配下のアレッポ市南東部からシリア政府支配下のアレッポ市西部に脱出・避難を続けている住民への対処をめぐってシリア政府と協議を行っていることを明らかにした。

シュティルハルト事業総局長はまた、シリア政府がアレッポ市南東部から脱出してきた住民数百人を逮捕・尋問しているとするシリア人権監視団の発表(シリア軍筋はこれを否定)に関して、「我々はもちろん、これらの施設への訪問を試み、我々はシリアで多くの拘置所を訪問することができる…。しかし状況は現在、極めて混乱しており、我々の」チームがこれらの施設を訪問することは容易ではない。その点についてはもちろん、シリア政府とも協議し、そのために我々は行動する」と述べた。

Kull-na Shuraka’, December 1, 2016

 

AFP, December 1, 2016、AP, December 1, 2016、ARA News, December 1, 2016、Champress, December 1, 2016、al-Hayat, December 2, 2016、Iraqi News, December 1, 2016、Kull-na Shuraka’, December 1, 2016、al-Mada Press, December 1, 2016、Naharnet, December 1, 2016、NNA, December 1, 2016、Reuters, December 1, 2016、SANA, December 1, 2016、UPI, December 1, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts