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米主導の有志連合は1月4日にラッカ市近郊などで15回の爆撃を実施する一方、米軍はイドリブ県にあるシャーム・ファトフ戦線の拠点への大規模爆撃への関与を認める(2017年1月5日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月4日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して25回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は15回で、ラッカ市近郊(9回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(5回)に対して攻撃が行われた。

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有志連合のジョン・ドリアン報道官は、1月3日にイドリブ県サルマーダー市一帯の丘陵地帯にあるシャーム・ファトフ戦線の主要拠点が空爆を受け、戦闘員25人と同戦線に拘束されていた人質4人が死亡した件に関して、「空爆は米軍によるものだった」と述べ、関与を認めた。

AFP, January 5, 2017、AP, January 5, 2017、ARA News, January 5, 2017、Champress, January 5, 2017、al-Hayat, January 6, 2017、Iraqi News, January 5, 2017、Kull-na Shuraka’, January 5, 2017、al-Mada Press, January 5, 2017、Naharnet, January 5, 2017、NNA, January 5, 2017、Reuters, January 5, 2017、SANA, January 5, 2017、UPI, January 5, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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