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米ホワイト・ハウス報道官「アサドに関して、我々には受け入れなければならない政治的現実がある」(2017年4月1日)

ショーン・スパイサー米ホワイト・ハウス報道官は、シリア情勢に関して「アサドに関して、我々には受け入れなければならない政治的現実がある」と述べ、「アサド大統領の進退は長期的にはシリア国民が決する」と述べたレックス・ティラーソン新国務長官や、「シリアにおける米国の最優先課題はもはやアサド大統領の退陣ではない」と述べたニッキー・ヘイリー米国連大使の姿勢を追認した。

スパイサー報道官はまた「我々の前にはチャンスがあり、我々は今、ダーイシュ(イスラーム国)を打ち負かすことに集中すべきだ…。米国にはシリアとイラクにおいて優先事項がある。我々は、「テロとの戦い」、とくにダーイシュを打ち負かすことがこの優先事項の筆頭であると明言したい」と付言した。

『ハヤート』(4月2日付)が伝えた。


AFP, April 1, 2017、AP, April 1, 2017、ARA News, April 1, 2017、Champress, April 1, 2017、al-Hayat, April 2, 2017、Iraqi News, April 1, 2017、Kull-na Shuraka’, April 1, 2017、al-Mada Press, April 1, 2017、Naharnet, April 1, 2017、NNA, April 1, 2017、Reuters, April 1, 2017、SANA, April 1, 2017、UPI, April 1, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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