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ロシアがハーン・シャイフーン市での化学兵器使用に対する米英仏の安保理決議案に対抗して国連、OPCWによる調査を骨子とする代案を提出(2017年4月6日)

『ハヤート』(4月7日付)などによると、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたとされる4日の事件をめぐって米英仏が5日に国連安保理に提出した制裁決議案に対抗し、ロシアも代案を提出した。

ロシアが提出した決議案は、シリアでの人権侵害を調査するための国連人権理事会調査委員会(パウロ・セルジオ・ピネイロ委員長)と、国連と化学兵器禁止機関(OPCW)の合同調査委員会に、事件が発生したイドリブ県ハーン・シャイフーン市およびその周辺地域への早急の派遣と調査実施を求めている。

AFP, April 6, 2017、AP, April 6, 2017、ARA News, April 6, 2017、Champress, April 6, 2017、al-Hayat, April 7, 2017、Iraqi News, April 6, 2017、Kull-na Shuraka’, April 6, 2017、al-Mada Press, April 6, 2017、Naharnet, April 6, 2017、NNA, April 6, 2017、Reuters, April 6, 2017、SANA, April 6, 2017、UPI, April 6, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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