ダイル・ザウル県で活動する複数の反体制武装集団が「イスラーム革命救済戦線」の結成を宣言するなか、トルコ外相は「トルコにとって危険分子である」としてイスラーム国と民主統一党を批判(2014年1月9日)

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反体制勢力の動き

ハマー県で活動するイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)メンバーのアブー・イブラーヒーム・ミスリー氏(エジプト人と思われる)はビデオ声明(https://www.youtube.com/watch?v=uOejpIuJTDA)を出し、ダーイシュを離反し、シャームの民のヌスラ戦線に参加すると発表した。

Kull-na Shuraka’, January 9, 2014

声明で、ミスリー氏は「自由シリア軍は兄弟だ。ダーイシュが彼らに背教宣告をした時も、自由シリア軍は我々によく振る舞い、我々を保護した」としたうえで、「ムハージリーン」(外国人戦闘員)に対して殺し合いを止めるよう呼びかけ、「ヌスラ(戦線)とシャーム自由人(運動)に参加する」と宣言した。

ダーイシュに対する他の反体制武装集団の攻勢が強まって以降、ダーイシュを外国人戦闘員の集団、ヌスラ戦線、イスラーム戦線構成部隊などそれ以外の武装集団をシリア人の集団と考える傾向が強まっているが、ミスリー氏の声明により、ダーイシュに対抗する武装集団のなかにも少なからぬ外国人戦闘員が流入していることが推察される。

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ラッカ革命家旅団司令官のアブー・サアド・ハドラミー氏は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が「スンナ派に対する殺戮、逮捕、拷問」を行っていると批判、「すべての県民に検問所を設置し、ダーイシュに所属するすべての者を逮捕」するよう呼びかけた。

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シリア自由人旅団は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が「アッラーの法の裁定を拒むような振る舞い」をしていると非難、シリアでの「革命」に敵対する勢力として各地の拠点を攻撃する、と発表した。

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ダイル・ザウル県で活動する複数の反体制武装集団はビデオ声明(http://www.youtube.com/watch?v=CxmV_flskeI&feature=player_embedded)を出し、「イスラーム革命救済戦線」の結成を宣言した。

Kull-na Shuraka’, January 9, 2014

イスラーム革命救済戦線に参加した主な組織は、カアカーア旅団、カアカーア戦線、ムアタスィム・ビッラー旅団、アリー・ブン・アビー・ターリブ旅団、カアカーアの盾旅団、ファールーク大隊、ウサーマ・ビン・ザイド大隊、サイイド・シュハダー・ハムザ大隊、アンサール・シャリーア大隊。

同声明によると、イスラーム革命救済戦線は、アサド政権の打倒をめざし、軍を標的とし、地元評議会の再編に協力することを目的とするという。

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シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とハサカ県で活動する反体制武装集団4団体が共同声明を出した。

共同声明に署名したのは、ダーイシュ、イスラーム戦線、アンサール・ヒラーファ、イカーブ旅団、第114旅団。

ダーイシュを含む5団体はこの声明で、統合シャリーア委員会と合同作戦司令部の設置を発表し、反体制武装集団の単独での軍事行動を禁じるとともに、すべての武装集団に司令部への参加を呼びかけた。

またアサド政権、民主統一党との停戦に合意しないようすべての武装集団に呼びかけた。

ダーイシュとイスラーム戦線は、1月に入って、アレッポ県、イドリブ県などで武装対立を激化させているが、ハサカ県においては共闘を決定したことになる。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表はAFP(1月9日付)に、米国から委員会メンバー複数名をシリア革命反体制勢力国民連立の代表団の枠で出席させるとの提案があったが、拒否したことを明らかにした。

アブドゥルアズィーム代表はまた「まだ(ジュネーブ2会議の)招待状を受け取っていない。我々は、民主的変革諸勢力国民調整委員会、シリア反体制勢力国民連立など、国内外の反体制勢力が一つの代表団として…参加することを望んでいる。招待される組織もあれば、欠席する組織もあろう。しかし重要なのは、国際社会のコンセンサスのもとに大会が開催され、暴力停止と政治的解決に向けた道筋が描かれることである」と述べた。

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スペインの首都マドリードで、スペイン政府およびEUの後援のもとに反体制活動家約140人が一同に会し、1月19日に開催予定のコルドバ大会に向けた準備会合を開いた。

準備会合に関して、スペイン外務省は声明を出し、コルトバ大会開催のためのロジ支援を行うとともに、同大会を反体制勢力どうしの対話と分裂に歯止めをかけるための新たな機会としたいとの意思を表明した。

シリア政府の動き

SANA, January 9, 2014

SANA(1月9日付)などは、紛争の被災者子息が通うダマスカス県内の小学校をアスマー・アフラス大統領夫人が訪問した、と報じた。

アスマー夫人は1学期の期末試験中に突然同校を訪問し、各教室を回り、生徒らと交流、「祖国のために魂と血を捧げた人たちのために、美しい返礼をすることが祖国の義務です」と述べたという。

http://www.youtube.com/watch?v=b1du2E9MPPg

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ワーイル・ハルキー首相は、ダマスカスを訪問中の国連WFPアーサリン・カズン事務所長とそれぞれ会談した。

会談には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣らも同席した。

SANA(1月9日付)によると、会談でハルキー首相は、カズン事務所長に対して、国際人道法に従い、シリア領内のすべての被災者への人道食糧支援を継続するよう改めて要請した。

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クッルナー・シュラカー(1月9日付)は、ムハンマド・トゥルキー・サイイド人民議会問題担当国務大臣(アラブ社会主義連合民主党)が、心臓発作により死去したと報じた。

国内の暴力

イドリブ県では、AMC(1月9日付)によると、ダーナー市のイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の本部を「革命家らが完全に制圧」した。

同本部をめぐっては、イスラーム戦線がダーイシュに対して、シャームの民のヌスラ戦線への明け渡しを要求していたが、ダーイシュがこれを拒否、最終的には、ムジャーヒディーン軍が突入し、これを制圧したという。

一方、SANA(1月9日付)によると、タフタナーズ市近郊、サルミーン市近郊で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ウズマの剣旅団戦闘員や外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(1月10日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が制圧していたアターリブ市近郊の第46大隊基地と第46大隊基地で戦闘があり、反体制武装集団が両基地を制圧した。

またフライターン市、ジャラーブルス市でもダーイシュと反体制武装集団が交戦した。

シリア人権監視団によると、ダーイシュはダイル・ザウル県からアレッポ県に向けて増援部隊を派遣した、という。

また同監視団によると、バーブ市で反体制武装集団の検問所近くで爆弾が爆発し、戦闘員9人が死亡した。

一方、ハラブ・ニュース(1月9日付)は、ムジャーヒドゥーン軍が、「自由シリア軍」が展開するアレッポ市西部の第46連隊基地とアウラム・クブラー町を襲撃したダーイシュ戦闘員複数を捕捉した、と報じた。

同報道によると、同地を襲撃したダーイシュ戦闘員は、この2カ所がシーア派の村のフーア市とカフリヤー村だと教えられ、シリア軍の拠点を攻撃しているものと思っていたと証言した、という。

他方、SANA(1月9日付)によると、クワイリス村、アレッポ中央刑務所周辺、ラスム・アッブード航空基地周辺、アブー・タルタル村、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)、カッバースィーン村東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、アアザミーヤ地区、ブアイディーン地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(1月10日付)によると、マヤーディーン市でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と反体制武装集団が交戦した。

またSyria-news.com(1月9日付)は、ダーイシュがダイル・ザウル市で活動する反体制武装集団の圧力に応じるかたちで、同市からほぼ撤退したと報じた。

一方、SANA(1月9日付)によると、ダイル・ザウル市ウルフィー地区、工業地区、ジュバイラ地区、ターハー・フサイン通りで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ハドラー大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市内各所で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と反体制武装集団が交戦し、後者が政治治安部本部をダーイシュから奪取、制圧した。

また、ザマーン・ワスル(1月9日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がラッカ市内にあるイッザト・ビッラー旅団司令官「アビー・タラール」の自宅を爆破し、その家族を殺害した。

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ハサカ県では、リハーブ・ニュース(1月9日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がシリア軍および民主統一党人民防衛隊との停戦を拒否し、タッル・ハミース市一帯での反抗を続けた。

一方、SANA(1月9日付)によると、タッル・ブラーク町一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(1月9日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、国連本部前で、ダマスカス郊外県アドラー市ウンマーリーヤ地区での「タクフィール主義者」の犯罪に抗議するデモを行い、若者ら数十人が参加した。

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ヒムス県では、SANA(1月9日付)によると、ヒムス市バーブ・フード地区、カラービース地区、ジャウラト・シヤーフ地区、ワアル地区、旧旅客バス・ターミナル北部、ザアフラーニーヤ村・ダイル・フール村街道、ブルジュ・カーイー村、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤト・ナイーム村、タッルドゥー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発がハムラー地区に着弾し、市民7人が死亡、またヒムス市マハッタ地区、ムハージリーン区、カラム・シャーミー地区、ダウワール・アッバースィーヤ地区にも迫撃砲弾が着弾し、市民2人が死亡した。

一方、シリア人権監視団によると、ヒムス市内各所で軍が反体制武装集団を要撃し、戦闘員45人を殺害した。

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ハマー県では、SANA(1月9日付)によると、サラミーヤ地方のカーファート村で爆弾が仕掛けられた車が爆発、この「テロ攻撃」により、市民17人が死亡、30人が負傷した。犠牲者のほとんどは女性、子供、老人だという。

しかしシリア人権監視団によると、死者数は18人で、うち子供と女性の犠牲者4人を除く死者は国防隊の戦闘員だという。

またハマー市のバアス地区では、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、子供1人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(1月9日付)によると、フジャーリーヤ農場、アーリヤ農場、ドゥーマー市、ハーン・シャイフ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(1月9日付)は、信頼できる消息筋の話として、「過激派」がマアルーラー市にあるイエス・キリストの銅像を盗み去ったと報じた。

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ダルアー県では、SANA(1月9日付)によると、アトマーン村、ナワー市、シャイフ・マスキーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ムアタッズ・ビッラー旅団、ナワー自由人旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

サミール・ハンムード検事総長は、4日に死去したアブドゥッラー・アッザーム大隊リーダー兼シャームの民のヌスラ戦線メンバーのマージド・マージド氏の死因に関して「法医学者の報告の結果、病気の合併症で死亡したことが確認された」と述べた。

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NNA(1月9日付)によると、北部県トリポリ市北部で、何者かがシリアのトラックの車列に発砲し、少女1人が巻き添えとなり負傷した。

イラクの動き

イラク・クルディスタン地域のエルビル県警察のアブドゥルハーリク・タラアト所長は声明を出し、1月6日に、男性3人が県内でシリア人避難民の少女(16歳)を誘拐、別の3人とともに強姦したと発表した。

タラアト所長はまた、アサーイシュが容疑者6人を拘束、彼らが容疑を認めたと付言した。

リハーブ・ニュース(1月9日付)が伝えた。

AFP(1月9日付)によると、この暴行事件を受け、エルビル市の国会議事堂前でシリア人避難民数十人が抗議デモを行い、犯人の処刑を求めた。

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イラキー・ニュース(1月9日付)によると、イラク治安部隊がアンバール県でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の指導者4人を殺害した。

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イラキー・ニュース(1月9日付)の特派員は、アンバール県ファッルージャ市の状況に関して、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)による同市制圧後、街が安定を取り戻し始めている、と伝えた。

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ホシェリ・ゼバリ外務大臣は、ジョン・ケリー米国務長官と電話会談した。

ジェン・サキ国務省報道官によると、ケリー米国務長官は会談で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とつながりがあるアル=カーイダを孤立させ、人工密集地から排除するため、イラク政府に地元高官や部族を動員する努力を行うよう求めた。

一方、ゼバリ外務大臣は、イラクでのテロとの戦いへの米国の支援に謝意を示したという。

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イラク国民議会議員のウィサーム・サリーム女史(イラキーヤ・ブロック)はイラキー・ニュース(1月9日付)に「イラク軍はアンバール県での戦争(イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)掃討)に関与してはならず、テロリストとの戦いの責任を治安部隊に委ねなければならない」と述べた。

サリーム女史はまた「爆発や暗殺はイラクで長らく行われてきた。それゆえ、国会選挙前にアル=カーイダと戦いを行うことは疑問だ」と付言した。

諸外国の動き

トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣は「すべての外国人勢力はシリアを去らねばならない」と述べる一方、アル=カーイダ、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、民主統一党が「トルコにとって危険分子」だと批判した。

ダウトオール外務大臣は「シリアの過激派は、誤った方法を続けることで、シリア政府の方が害が少ないように思わせている…。シリアで戦う過激派のダーイシュは、反体制勢力のシリア北部制圧とともに台頭した…。シリア政府とダーイシュはそれゆえ、舞台裏でのパートナーであり、シリア政府は反体制勢力がテロを行い、さらなる暴力を用いていわゆるテロ行為を弾圧することを正当化している…。しかしこうした状況がさらなる衝突をもたらしている」との見方を示した。

そのうえでダウトオール外務大臣は、ジュネーブ2会議にトルコが参加することの必要を強調する一方、ジュネーブ合意受諾を条件にイランの参加を支持すると表明した。

AA(1月9日付)が伝えた。

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ドイツの外務省と国防省は共同声明を出し、化学兵器禁止機構の要請に基づき、ドイツがシリア領内に残されるであろう化学兵器の無力化と化学物質の廃棄を行うと発表した。

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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領とイランのハサン・ロウハーニー大統領が電話会談し、イラクの核開発問題やシリアの紛争への対応などについて協議した。

ロシア大統領府が声明を通じて明らかにした。

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イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のイデオローグの一人でバーレーン人のバクル・ブン・アブドゥルアズィーズ氏(アブー・ハマーム・アサリー)は、「ジャウラーニーの発言への反応がもたらしたおおよその結果」(http://alplatformmedia.com/vb/showthread.php?t=34989)と題された論考を発表、そのなかで、「シャームの地における不幸と弊害の原因は、(アブー・ムハンマド・)ジャウラーニー(シャームの民のヌスラ戦線指導者)が逸脱し、自らを支持する者とともに(ダーイシュを)離反したことにある」と批判した。

Anadolu Ajansı, January 9, 2014、AFP, January 9, 2014、AMC, January 9, 2014、AP, January 9, 2014、Champress, January 9, 2014、al-Hayat, January 10, 2014, January 11, 2014、Iraqinews.com, January 9, 2014、Kull-na Shuraka’, January 9, 2014、Naharnet, January 9, 2014、NNA, January 9, 2014、Reuters, January 9, 2014、Rihab News, January 9, 2014、SANA, January 9, 2014、Syria-news.com, January 9, 2013、UPI, January 9, 2014、Zaman al-Wasl, January 9, 2014などをもとに作成。

 

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