YPG主体のシリア民主軍はタブカ市内でダーイシュと交戦(2017年4月17日)

ラッカ県では、ARA News(4月17日付)によると、タブカ市内で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

この戦闘で、ダーイシュは爆弾を仕掛けた自動車での特攻攻撃を繰り返し、シリア民主軍隊員2人が死亡したという。

シリア民主軍はまた、ラッカ市に向けて進軍を続け、同市西部のリーハーニーヤート村、西カバシュ村、同市東部のムシャイリファ村を制圧し、同市から10キロの地点にまで到達した。

一方、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が東カバス村を空爆し、1人が死亡した。

また同地一帯では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

なお、有志連合と思われる戦闘機はラッカ市に対しても空爆を実施した。

このほか、タブカ市イスカンダリーヤ地区ではシリア民主軍の砲撃で男性1人が死亡した。


AFP, April 17, 2017、AP, April 17, 2017、ARA News, April 17, 2017、Champress, April 17, 2017、al-Hayat, April 18, 2017、Iraqi News, April 17, 2017、Kull-na Shuraka’, April 17, 2017、al-Mada Press, April 17, 2017、Naharnet, April 17, 2017、NNA, April 17, 2017、Reuters, April 17, 2017、SANA, April 17, 2017、UPI, April 17, 2017などをもとに作成。

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