イスラーム軍とシャーム解放機構・ラフマーン軍団の内紛に乗じるかたちでシリア軍はダマスカス県東部で攻撃を強める(2017年4月28日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカーブーン区一帯を空爆、またシリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と同地一帯で交戦した。

これにより、シリア軍は発電所一帯の建物群7カ所を制圧、またティシュリーン地区とカーブーン区を結ぶ街道に面するハダーヤ・モスクも制圧した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、フライタ村無人地帯近郊でシリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

しかし、ヒズブッラーの戦争広報局によると、戦闘はシャーム解放機構とダーイシュ(イスラーム国)の間で発生したものだという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカフルズィーター市、ムーリク市、ラターミナ町、ラトミーン村、マアルカバ村を空爆し、シリア軍がザーラ村各所を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がハッラーブ・カイス村を空爆し、女性1人と子供1人が死亡した。

戦闘機はまた、マアッラト・ハルマ村、ハーン・シャウフーン市を空爆、シリア軍ヘリコプターもハーン・シャイフーン市を「樽爆弾」で空爆した。

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ダルアー県では、SANA(4月28日付)によると、シリア軍がダルアー市ダム街道地区、カラク地区などでシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 28, 2017、AP, April 28, 2017、ARA News, April 28, 2017、Champress, April 28, 2017、al-Hayat, April 29, 2017、Kull-na Shuraka’, April 28, 2017、al-Mada Press, April 28, 2017、Naharnet, April 28, 2017、NNA, April 28, 2017、Reuters, April 28, 2017、SANA, April 28, 2017、UPI, April 28, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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