ロシア・シリア両軍はアレッポ県におけるダーイシュ最後の拠点都市マスカナ市一帯で攻勢を強める(2017年5月9日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(5月9日付)によると、県東部におけるダーイシュ(イスラーム国)最後の拠点都市マスカナ市に近いラスム・ファーリフ村の郊外で、ロシア軍が車を爆撃し、女性7人を含む住民少なくとも16人が死亡した。

また、ARA News(5月9日付)によると、シリア軍地上部隊がマスカナ市一帯、ジャッラーフ航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(5月9日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部墓地地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、またムーハサン市、ムッラート村、ブー・ウマル村を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシューマリーヤ山地一帯、タドムル市郊外の穀物サイロ地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, May 9, 2017、AP, May 9, 2017、ARA News, May 9, 2017、Champress, May 9, 2017、al-Hayat, May 10, 2017、Kull-na Shuraka’, May 9, 2017、al-Mada Press, May 9, 2017、Naharnet, May 9, 2017、NNA, May 9, 2017、Reuters, May 9, 2017、SANA, May 9, 2017、UPI, May 9, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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