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米主導の有志連合はイラク・シリアでの爆撃で民間人484人を「意図せず」殺害したことを認める(2017年6月3日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、ダーイシュ(イスラーム国)殲滅を目的にイラクで空爆を開始した2014年8月から2017年4月までの期間に、民間人少なくとも484人を爆撃によって「意図せずに殺害した」ことを認めた。

CJTF-OIRはまた、2017年4月にシリアおよびイラク領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる43の新たな報告を受け、すでに報告されている案件と併せて47件の調査を完了した。38件は調査中。

調査を完了した47件のうち31件は事実と異なることが確認され、民間人の犠牲者が出たとされるのは16件のみだった。

民間人の犠牲者が確認できた16件のうち、シリアでの空爆による犠牲者は以下2人だけだという:

2017年1月31日、ダイル・ザウル市近郊に対する空爆で、民間人1人が死亡。
2017年2月25日、ラッカ市近郊に対する空爆で、民間人1人が死亡。

CENTCOM, June 2, 2017をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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