シリア軍はダルアー市一帯、アレッポ市西部郊外一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦(2017年6月16日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(6月16日付)によると、革命軍がシリア軍の無人偵察機を撃墜した。

また、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団(「堅固な建造物」作戦司令室)が声明を出し、ダルアー市内での戦闘で、イラン人顧問とヒズブッラー・メンバー1人、アフガン人戦闘員3人を殺害したと主張した。

スマート・ニュース(6月16日付)によると、シリア軍と思われる戦闘機が、ダルアー市内各所を3回にわたり空爆、またシリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」14発を投下、地上部隊が地対地ミサイル14発で砲撃した。

一方、SANA(6月16日付)によると、反体制武装集団がナイーマ変電所を砲撃し、施設が利用不能となった。

SANA, June 16, 2017

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ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(6月16日付)によると、シリア軍がジャウバル区に対して17回以上の空爆を実施した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまたジャウバル区に対して20発以上の迫撃砲を撃ち込んだという。

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アレッポ県では、ARA News(6月16日付)によると、シリア軍と親政権武装勢力がアレッポ市西部郊外の反体制武装集団(シャーム解放機構など)の拠点に対して砲撃を再開した。

AFP, June 16, 2017、AP, June 16, 2017、ARA News, June 16, 2017、Champress, June 16, 2017、al-Hayat, June 17, 2017、Kull-na Shuraka’, June 16, 2017、al-Mada Press, June 16, 2017、Naharnet, June 16, 2017、NNA, June 16, 2017、Reuters, June 16, 2017、SANA, June 16, 2017、SMART News, June 16, 2017、UPI, June 16, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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