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トルコのエルドアン大統領「米国がYPGに供与した武器を回収するなどと信じることはできない」(2017年7月6日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はフランス24(7月6日付)のインタビューに応じ、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への武器供与を続ける米国に関して、「米国がこれらの武器を(ラッカ市解放後に)回収するなどと信じることはできない」と述べたうえで、西クルディスタン移行期民政局の支配地域からの脅威を抑止するため、「自由シリア軍」と協力して軍事作戦を行う可能性を強調した。

一方、ロシア、イランとともに保障国を務めるシリアでの停戦への監視をめぐっては、イドリブ県、アレッポ県などシリア北部で緊張緩和地帯の設置に向けた協議を、G20が開催されるドイツのハンブルグで7日、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領と行うと述べた。

アサド大統領の処遇については、シリアでの紛争を解決するうえで「必要なこと」と述べた。

AFP, July 6, 2017、AP, July 6, 2017、ARA News, July 6, 2017、Champress, July 6, 2017、France 24, July 6, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 6, 2017、al-Mada Press, July 6, 2017、Naharnet, July 6, 2017、NNA, July 6, 2017、Reuters, July 6, 2017、SANA, July 6, 2017、UPI, July 6, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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