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米主導の有志連合は2014年8月以降のイラク・シリアでの爆撃で民間人727人を意図せず殺害した可能性を認める(2017年7月7日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2017年6月までのシリアおよびイラク領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる61件の新たな報告を受け、すでに報告されている案件と併せて141件の調査を完了した。

なお、180件については引き続き調査中。

調査を完了した141件のうち114件は事実と異なることが確認され、民間人の犠牲者が出たとされるのは27件のみだった。

これにより、2014年8月から2017年5月までに有志連合が実施した空爆2万1,910回と4万6,534回の戦闘によって意図せず犠牲となったとされる民間人の数は727人となり、うち死亡が確認されたのは145人となった。

CENTCOM, July 7, 2017をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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