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トルコのチャヴシュオール外務大臣「ロシアは、YPGに懸念を抱くトルコの姿勢を米国よりもよく理解している」(2017年8月16日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、ハベル・チャンネル(8月16日付)のインタビューに応じ、そのなかで、イドリブ県における緊張緩和地帯設置に向けて、ロシアおよびイラン両国軍の参謀長との協議を行うことを明らかにした。

チャヴシュオール外務大臣は「イドリブ県でのにおける緊張緩和地帯設置に関する(ロシアとの)会合は続いている。またテヘランでも8月初めから専門家レベルの会合が行われている。イラン軍参謀総長は昨日、トルコに到着し、ロシアの参謀総長も近く合流する」と述べた。

チャヴシュオール外務大臣はまた、アレッポ県北部でのトルコ軍と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の緊張関係に関して、「ロシアは人民防衛隊に懸念を抱くトルコの姿勢を米国よりもよく理解している」と述べた。

AFP, August 16, 2017、AP, August 16, 2017、ARA News, August 16, 2017、Champress, August 16, 2017、al-Hayat, August 17, 2017、Kull-na Shuraka’, August 16, 2017、al-Mada Press, August 16, 2017、Naharnet, August 16, 2017、NNA, August 16, 2017、Reuters, August 16, 2017、SANA, August 16, 2017、TRT Haber, August 16, 2017、UPI, August 16, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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