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駐ジュネーブ・ロシア国連大使はイドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器使用疑惑事件などに関する国連独立委員会報告書を「捏造」と一蹴(2017年9月9日)

アレクセイ・ニコラエヴィチ・ボロダフキン駐スイス(ジュネーブ)・ロシア国連大使は、国連人権理事会に宛てた書簡のなかで、シリアでの人権侵害を調査するための国際独立調査委員会が安保理に提出した4月のイドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器使用疑惑事件などに関する報告書(A/HRC/36/55、2017年8月8日付)に関して、「ロシアおよびシリア軍による化学兵器使用に関する部分は政治的な捏造の好例とみなすことができる」と一蹴した。

『ハヤート』(9月10日付)などが伝えた。

AFP, September 9, 2017、AP, September 9, 2017、ARA News, September 9, 2017、Champress, September 9, 2017、al-Hayat, September 10, 2017、Kull-na Shuraka’, September 9, 2017、al-Mada Press, September 9, 2017、Naharnet, September 9, 2017、NNA, September 9, 2017、Reuters, September 9, 2017、SANA, September 9, 2017、UPI, September 9, 2017などをもとに作成。

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