Categories: 諸外国の動き

ロシアのラヴロフ外務大臣「米国との暫定緊張緩和地帯設置合意は親イラン勢力の撤退が条件とはならなかった」(2017年11月14日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、ヨルダン政府が発表したヨルダン、米国、ロシアによるシリア南部での「暫定緊張緩和地帯」設置合意に関して、親イランの民兵のシリアからの撤退は条件となっていない、と述べた。

ラブロフ外務大臣は「イラン、あるいは親イランの勢力の問題にまで話は至らなかった…。もっとも危険なのは誰かと考えると、それは米国に服する勢力で、彼らは外国人武装テロリストで、米国が支援する反体制派に身を置こうとしている」と述べた。

『ハヤート』(11月15日付)が伝えた。

AFP, November 14, 2017、ANHA, November 14, 2017、AP, November 14, 2017、ARA News, November 14, 2017、Champress, November 14, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 14, 2017、al-Hayat, November 15, 2017、al-Mada Press, November 14, 2017、Naharnet, November 14, 2017、NNA, November 14, 2017、Reuters, November 14, 2017、SANA, November 14, 2017、UPI, November 14, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts